尾崎候補は想像してた感じと違った

昨日(2014/03/23)、長岡京市のバンビオホールで行われた、京都府知事選挙・尾崎望候補の個人演説会に行ってきました。会場には約200人の方が来られていて、とても熱気に溢れた演説会でした。

今回の演説会では、私が尾崎候補のことを全く存じ上げなかったので、「どんな方なのか」「どんな話され方をするのか」を中心にして「何を主に訴えられるのか」という点に注目してお話を聞かせていただきました。

ポスターの印象とは少なからずギャップがあったので、そのあたりも同時にかけたらと思います。

訴えられたこと

日本共産党推薦の候補ということもあって、基本的にはその方向性の主張をされています。TPP、原発再稼働、特定秘密保護法案には反対の姿勢です。また、京都府北部に建設が計画されている「Xバンドレーダー」の建設にも反対を表明されていました。特に原発問題に関しては、2012年の大飯原発再稼働に GO サインを出した、現職で今回の対立候補である山田知事の対応を激しく批判されています。

たくさんのお話をされたのですが、その中の「中小企業振興基本条例」の制定を目指すと仰ったことが印象に残っています。具体的には、府が行っている事業(例えば印刷物など)の請負先が東京や神戸の会社で、京都の会社が関われていないものが多々ある。なので府下の会社がもっと関われるようにするということ。また府外に出てしまう業務でも、府内の会社を活用することを発注条件にするといった内容でした。

この府内の会社を積極的に使うという考えは、私はとても共感できるところでした。これは、京都府だけの話ではないですよね。市町村でも・・・これはまた別の話ですね^^;

たくさんの方向性の提示

これまで、国政レベルから市町村レベルまでのたくさんの個人演説会におじゃまさせていただきましたが、実は「人情話」とか「生い立ち」などをお話される候補者の方が多いなぁ〜というのが実感です。それは悪いといことではなく、私にとってはそれは候補者の人柄を知る上でとても重要な情報なのですが、今回の尾崎候補はほとんどそれがなかったように思いました。

改めてメモを見返してみると、

社会保障、TPP、原発再稼働問題、特定秘密保護法、憲法解釈、府の経済(廃業率)、中小企業振興、大型店舗の規制、子どもの貧困、教員の増加、子供の医療費の無料化、中学校給食、新しい受験制度問題、再生可能エネルギー、などなど

これだけの内容を、約15分の間に一気に畳み掛けるようにお話されました。もちろん見方を変えれば、1つ1つについて深く掘り下げてはお話されていませんので、そこを批判するのは簡単なのですが、限られた時間の中で何を訴えるかを考えた時に、尾崎候補の答えはこういう方法だったんだろうと考えています。

印象がだいぶ違った

ポスターから受けたイメージと現在の職業が「医師」という情報から、私の中では「語って聞かせるタイプ」の演説を勝手に想像していました。ところが始まってみると、思ってたよりも太い(しぶめ?)の声で、矢継ぎ早に ”ポンポン” と話を進めていく演説だったので、「そんな感じなんや〜」と心のなかで思わず唸ってしまいました。

それと同時に、とても気さくな方なのかなという印象も受けました。ツーショット写真をお願いしたのですが、お前誰やねん状態の私にも「けっこうデカイね〜」と仰りながら、快く応じてくださいました。

できれば選挙戦の後半に、もう一度街頭演説を聞いてみたいと思っていますが、その機会があるかどうか・・・

最後に

今回のツーショット写真の撮影に協力していただいた皆様、ありがとうございました。またひょっとしたら、時間調整などをしていただきご迷惑をお掛けしたかもしれませんが、ミーハーのやってることと思って笑ってお許しいただけると幸いです。


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