【候補者探訪 : 第9回】 ふくしま和人さん
市内を走る選挙カーからの支援を求める声にもだんだん慣れてきた頃なのですが、気がつけば選挙期間もあと2日を残すのみとなりました。候補者の皆さんは体力的にも一番きつい時期なのかもしれませんが、残りの選挙期間を駆け抜けてください。
さて、第9回の候補者探訪は、公明党の現職市議会議員の「ふくしま和人」さんにお話をお聞きした内容を書きたいと思います。また、同じく公明党から立候補されている、新人候補の「石井けいこ」さんと「山本さとし」さんの決起集会におじゃました際の内容にも少し触れたいと思います。
ふくしまさんとお会いできるまで・・・
以前から市議会を傍聴していたので、ふくしまさんの事は存じ上げてはいたのですが、なかなか接点がなくてこれまでお話を聞く機会がありませんでした。ふくしまさんは Facebook を使っていらっしゃるのですが、基本的には情報収集のためのツールとして使っていらっしゃるとのことでしたので、どうやってお話を聞くきっかけを作ろうかと思案していました。
そんな時、ある市民団体が主催する立候補者との意見交換ができるというイベントが開催されるという情報を聞き、立候補される方の生の声が聞けるいい機会だと思って参加させて頂きました。そのイベントに(公明党の候補者の代表として?)ふくしまさんが出席されていたので。イベント終了後、他の候補者(当時、候補予定者)の方と歓談されているところに図々しくお邪魔して、今回の企画趣旨をお伝えしたところ、後日お話をお聞きすることに快く OK を頂きました。
後日、告示前にJR長岡京駅・阪急長岡天神駅で辻立ちされている所でお話を聞かせて頂きました。そういう状況でしたので、私が一番聞きたいことについてのみ、お話をお聞きすることにしました。
市政に興味を持つには・・・
先に書いたように、ふくしまさんにも「私が市政に興味をもつためには何をしたらいいですか?」という質問をさせていただきました。まず最初に帰ってきた答えが、
「この前の、市民の皆さんと語るイベントな、あれ、良かったな〜。ああやって直接話せる機会は、私ら現職の議員にとっては大変な面もあるけど、やりとりしてて良い意味で ”しびれる” 面もあったし、勉強になったで」
というものでした。それまでの私の市議会議員さんの印象は、少人数を相手にした「語り合う」イベントというのは避けたいと思っていらっしゃるのかなと思っていました。そのイベントだけですべてが伝わるわけではないし、誤解をさせてしまう可能性を考えると、支援者に向けた報告会に終始したほうが良いのかもと・・・。ふくしまさんのお話はそういった(私の勝手な)印象を再考するいい機会になりました。
またその際のやりとりを ”しびれる” という言葉で表現されていました。私はその言葉から、議員の皆さんもそうやっていろんな人と関わり交流し、そして意見を交換したいという風に思っていらっしゃるのだと感じました。
ふくしまさんからはもう1つ、政党の名前を背負って選挙に立候補する意味について、
「私ら、公明党っていう等の名前を背負って立候補してるわけやん。それを言うと、『結局、党の言いなりやろ?』っていう言葉をよく聞くんや。確かに無所属というのも選択肢なんやとは思うんやけどな、我々からすると、逆に党の名前を背負っている分、無所属とは違う『責任感』というものもあるんやで。そやから、政党で選挙してるのはアカンとか言うのは、またそれはそれでちゃうと思うで。」
とお話いただきました。
確かに仰るとおりだと思います。今回の選挙でも、政党から公認を受けて立候補される方、政党からの推薦を受けて無所属として立候補される方、どこの政党にも所属しないで立候補される方、今回もいろいろな立場の方が立候補されています。ふくしまさんのお話を聞いて、そういったバックボーンも大事だけど、それ以外にも各候補者が「やりたいこと」「得意なこと」などをきちんと判断できるようになることは、とても重要な事だと改めて痛感しました。
選挙事務所の皆さんの対応・・・
ふくしまさんと初めてお会いした時に、「選挙事務所のスタッフに伝えとくし、分かるようにしとくから」と仰っていただいていたのですが、正直なところ”社交辞令”なんだろうなと思っていました。とはいえお話をお聞きしたいという思いもありましたので、思い切ってお伺いしました。
前を通りかかったところ、たまたま前(厳密には現なのですが)市議会議員の大谷あつこさんと偶然出会い、事務所の中に呼び込んでくださいました。事務所を取りまとめられている方を紹介していていただいたのですが、「ああ、聞いてますよ〜。いろんな候補者の事務所を回ってるんですって?」と、事務所の方に私のことを伝えてくださっていました。大谷さんも含め、事務所スタッフの方も、30分以上にわたって様々なお話を聞かせてくださいました。
事務所のスタッフの皆様、お忙しい時間に対応していただき、ありがとうございました。
石井けいこさんの事務所開き
同じく公明党から立候補されている新人の「石井けいこ」さんの事務所開きにおじゃましました。石井さんは、「女性目線、主婦目線で市政に関わっていきたい」とお話されていました。私がお伺いしたときはまだこれから活動を始めようとされる頃で、原稿を見ながらの決意表明でしたが、その言葉の中からは”母として、主婦として”経験してきたテーマを、議会という場を通じて市政に伝えていきたいという意志を感じました。
山本さとしさんの事務所開き
同じく公明党から立候補されている新人の「山本さとし」さんの事務所開きにもおじゃました。山本さんのホームページにメールアドレスが掲載されていたので、事務所にお伺いする以前に今回の趣旨をお伝えしてしました。そのメールのお返事に様々な日程が記載されていたことから、山本さんの事務所開きにお伺いすることが出来ました。
JR長岡京駅で朝立ちされているのをお見かけした時は、私が送ったメールのことを覚えてくださっていて、気さくにお話をしていただきました。学生時代は陸上部に所属されていたとのこと、朝立ちされていた時の姿はまさに”体育会系”といった雰囲気でした。
次回は・・・
しっかりとお時間を取っていただいてお話をお聞きすることができた候補者の方は、今回ですべてご紹介しました。
投票日のネットによる選挙活動は出来ないので、候補者探訪の更新も明日いっぱいということになります。これ以降の更新に関しては、
- 少しお時間を頂いてお聞きしてきた話
- 事務所へお伺いはしましたが候補者とはお会いできなかった話
を中心に書いていきたいと思います。