3月議会・一般質問1日目
今日は、長岡京市議会3月議会の一般質問1日目を傍聴してきました。質問のために登壇されたのは、次の7名の市議会議員さんでした。
- 山本智議員 (公明党長岡京市議会議員団)
- 藤本秀延議員 (日本共産党長岡京市議会議員団)
- 小谷宗太郎議員 (ほうれんそうの会)
- 上村真造議員 (平成市民クラブ)
- 武山彩子議員 (日本共産党長岡京市議会議員団)
- 藤井俊一議員 (平成同志クラブ)
- 野坂京子議員 (日本共産党長岡京市議会議員団)
先日のブログで私は、今回の一般質問で注目したい方を5名あげさせていただきました。その中で今日は山本智議員が質問に立たれましたので、その事を書いてみたいと思います。
質問されている内容を自分なりにメモしているので、相当の抜けや偏りがあるかもしれませんが、「こういう内容だった」的に捉えていただけると嬉しいです。
青少年のネット依存症について
全国で、ネット依存症と診断(?)される青少年の数は、相当な数に上るのだそうで、そう診断される方たちは、「昼夜逆転」「午前中に集中できない」「メール等が出来ないとイライラ」「現実逃避」などの傾向が見られるといった調査報告書があるのだそうです。
今度機会があれば、山本議員にこの調査報告書の詳細について教えて貰えればと思うのですが、質問された内容は、
- この調査結果に対する市としての認識
- 市がこれまでに行った同様の調査の実績について
というものだったと思います。行政側の回答としては、
- 毎年小学6年生と中学3年制を対象に調査を行っている
- 全国の調査とほぼ同等の調査結果が出ている
- 携帯やスマートフォンの危険度を周知していく教育を行っていく
という回答だったと記憶(走書きのメモ^^;)しています。
山本議員の質問は、「具体的な対策を更に行うべきだ」という風に感じ取れた(違ったらごめんなさい)のですが、そうだったとすれば回答には満足いかれていないのではないかと推測します。
自治体のオープンデータ推進の取組みについて
私としてはこちらの質問を注目していたのですが、質問としては次のようなことだったと思います(かなり要約してます)。
- 行政手続きのオンライン化を含め、行政はタイムリーな情報を公開すべき
- e-Japan 戦略
- 防災関連の情報も提供できる
- 誰もが、無料で、ライセンスの制限がなく、二次利用しやすいデータ構造での提供
- 上のような、行政情報のオープンデータに関する市の見解、計画を聞きたい
これに対して市長からは、
- そういった事例としては、福井県鯖江市が先進的と聞いている
- 長岡京市でもホームページや、市民情報コーナーでは紙ベースだが情報提供を行っている
- 二次利用できる形式での提供は行えていない
- これから調査・研究していきたいと思う
といった回答があったと思います。
この件についても、ぜひ山本議員に(機会があれば)聞いてみたいのですが、長岡京市の行政データは今後オープンデータ化していくべきだと思われているのでしょうか? またその時の「メリット」「デメリット」がざっくりでもいいのであれば、教えていただきたいなと考えています。
また市長の答弁の中で、「条例上、データのオープン化の実施は難しい」との発言があったように思うのですが、私の聞き間違いでなければ、どの条例のどの条文に引っかかるのかをご存知でしたら教えていただきたいし、私も調べてみたいと考えています。
勝手な感想^^;
山本議員は、今回は初めての一般質問でした。また全体のトップバッターということで、相当緊張されていたのではないかと思います。また傍聴席には、支援者の方が多数来られていました。そんな中での初めての一般質問、お疲れ様でした。
私の個人的な思いとしては、今回質問された「行政データのオープンデータ化」について定期的に質問していただき、少なくとも市が調査や研究を行っていて、どんな成果が得られたかを、これからも引き出していただければと思います。
明日は・・・
明日は一般質問2日目。どうやら午前中は傍聴には行けそうにないのですが、午後からは注目している方が2名登壇されますので、それには間に合うように傍聴してきたいと思います。