投票することの重み
議会が終わり、長岡京市では10月6日に投開票が行われる「市議会議員選挙」に向けた動きが活発になりつつあります。以前のブログで、市議会議員選挙への立候補(予定)者の所に行って、質問を投げかけつつツーショット写真を撮影していこうと考えているということを書きました。
ただ物事は私が考えるほどに単純ではないようです。
だからというわけではないのですが、私がなぜこういうことをしようと考えたかについて、少し書いてみることにしました。
「選挙」とは選ぶこと
市議会を傍聴することになってから初めての「市議会議員選挙」が今回の選挙です。ですので、自分としても「投票する」ということを少し掘り下げて考えるようになっていました。
市議会では、市が行うことに対して、時には質問し、時には批判し、時には提案して、少しでも市民生活が「円滑に」そして「豊かに」送ることが出来るよう議論が繰り返されています。市議会議員選挙で「投票する」ということは、この議論を行う方々を選んでいるということに他なりません。
そこで私は、「選ぶ」ということに対して正面から向き合った場合、自分には一体どんなことが出来るのだろうと考えました。
候補者の公約
選ぶためには、その候補者が何をやろうとしているのかを知る必要があります。
その1つは、全ての有権者に公費で配布される「選挙公報」です。また同様の役割をするものとして、公費ではありませんが「選挙ポスター」も挙げられます。これまで私は、これらの情報だけで投票する方を決めていました。それ自体が悪いこととは思いませんが、選ぶことに正面から向き合った場合、これでは情報として足りないことに気が付きます。その足りないものの筆頭が「人柄」ではないでしょうか。
候補者の人柄
私は、その候補者がどんな人なのかを知りたいと思います。
優しそうな方、強面の方、話が上手な方、そうでない方、ベテランの方、若い方、話を聞いてくれそうな方、話すのに勇気を必要としそうな方等など・・・。これは会ってみないと、ポスターや選挙公報などでは絶対に伝わってきません。だから選ぶことに正面から向き合うために、個人演説会や街頭演説の情報が入れば、出来るだけお話を聞きに行こうと考えています。
私の知りたいこと
私は、候補者にお会いしてお話する機会があれば、次の2つの質問を投げかけてみたいと考えています。
- 得意分野もしくは重点的に取り組みたいテーマ
- 私が長岡京の政治をもっと知るためには、何をしたらいいですか?
1点目はすでに上に書いたとおり、その候補者が持っているテーマを知るためです。
2点目は、これは以前に行われた「市民と議会の意見交換会」で質問させて頂いたものと同じです。私にとってなぜこれが必要で重要かというと、それぞれの候補者の皆さんが市民(と言いながら、私は市民の代表でもなんでもないので「私」と聞くのですが・・・)の政治への関わり方を、どういう風に考えていらっしゃるのかを知りたいからです。
そして、そのお話を「候補者本人に直接会ってお話した」事を表現するものが写真です。なので、私もその写真には写っていることは (私にとっては) とても重要な事なのです。
1票を投じることの重みと同時に
上に挙げた1つ1つ全てのことを総合して1票を投じる、それを全ての候補者の方に対して行おうとすると、相当の時間がかかることが予想されます。もしも投票するということが、こういった作業の延長線上にあるのであれば、1票を投じるということはとても時間と体力が必要なのかもしれません。
その重み(と思われるもの)に正面から向き合うと同時に、30人近い立候補(予定)者に対して時間をかけて聞いた結果、私が選挙や市議会に対してどんな感想を持つのかを知りたいのです。冷静に考えれば「無謀」で「はた迷惑」な試みでしかないのかもしれませんが、その試みを終えた先に感じるであろう ”何か” を見てみたい、そしてその過程をこのブログに残してみたいのです。
ご迷惑なのは・・・
この私の「はた迷惑」な試みが、すでに候補者の方々にご迷惑をお掛けしているようですが、本人としては出来るだけ ”おとなしく” やっていこう(これでも^^;)思っているのです。
特定の政党のための試みではないです。市民団体でもないので活動は個人です。できるだけ迷惑はかけないように行動し、候補者の方に意図的に不利益になるような書き方をしないように気をつけます。
ですので、長岡京市議会議員選挙へ立候補を予定されている皆さん、またその候補者の方の後援会や応援されている皆さん、この試みを続けさせていただけないでしょうか・・・
よろしくお願いします。 m(_ _)m